3つのキーコンセプト
生物多様性を守るための世界目標と、北九州独自のアプローチ
アーバンネイチャー
北九州の強み:都市と自然が近接した環境を活かし、暮らしの中で自然と共生する地域モデル
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ネイチャーポジティブ
世界共通の目標:自然の損失を止め、回復に向かわせる。2030年までに生物多様性の減少傾向を反転
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生物多様性
守るべき対象:あらゆる生きものの「つながり」と「多様さ」。私たちの暮らしを支える基盤
この3つはどう関係するの?
「生物多様性」は私たちが守るべき自然そのもの。「ネイチャーポジティブ」はその生物多様性を回復させるという世界共通の目標。そして「アーバンネイチャー」は、都市部でありながら豊かな自然が息づく北九州だからこそ実現できる、独自の取り組みです。
ネイチャーポジティブとは
ネイチャーポジティブとは、自然環境の損失を食い止め、回復の軌道に乗せるという世界的な目標です。2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、2030年までに生物多様性の損失を反転させ、回復軌道に乗せることが掲げられました。
これは「自然を壊さない」だけでなく、「自然をより豊かにする」という積極的な姿勢を意味します。企業活動、まちづくり、日々の暮らしなど、あらゆる場面でネイチャーポジティブな選択が求められています。
ネイチャーポジティブの3つの柱
保全(Protect):残された自然を守る。回復(Restore):失われた自然を取り戻す。持続可能な利用(Sustainable Use):自然の恵みを将来にわたって活用する。
なぜ今ネイチャーポジティブが必要なのか
世界の野生生物の個体群は過去50年間で平均73%減少しています(WWF「生きている地球レポート2024」)。第6の大量絶滅とも呼ばれる現在の生物多様性の危機は、食料、水、気候、健康など私たちの生活基盤に直結する問題です。
国際社会は「30by30目標」(2030年までに陸と海のそれぞれ30%以上を保全する目標)などを掲げ、行動を加速しています。日本でも「生物多様性国家戦略2023-2030」が策定され、地域ごとの取り組みが重要視されています。
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アーバンネイチャー北九州を構成する2つの重要テーマ